ご存じですか?

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皆様ご存知でしょうか?

昨今の少子化の為なのでしょうか、日本の15歳以下の人口よりも犬やネコの

飼われている数が上回ったそうです。

それにも増して、約70%の方が犬と家の中で暮らしており、外飼い(約30%)

の2倍強となっています。

大変な勢いで室内飼いが進んでいるようです。

これからは犬も室内飼育が当たり前になっていくのでしょう。

室内飼いが増えたことで、犬やネコが脱走したり、事故に遭ったりという事が

ったと思われます。

外飼いの場合には、心無い人にいたずらをされたりする事もありますが、そう

いう事も無くなるでしょうね。

そういった意味では、犬やネコの生活の安全性は高まったのですが、安全な

はずの室内にも思わぬ危険がありました。

それは滑る床材でした。

 

滑る床材は危険がいっぱい

遺伝性疾患として知られる股関節形成不全に、後天性の多くの要因として指

摘されるようになったのが、滑る床。

飼育環境が要因となる後天性の関節の病気は、約30%~70%が飼育環境

によって引き起こされるとも言われています。

特に滑るフローリング、大理石、鏡面仕上げの御影石・セラミックタイルの床

の上で子犬を飼育すると、後ろ足がだんだんと開いてきます。

子犬はまだ踏ん張ることができないので、骨の正常な成育が阻害されてしま

ます。

また、老犬も年とともに筋力が落ち、子犬と同様に踏ん張ることができなくなっ

てきます。

または、ネコも若いうちは肉球の汗腺から汗を出すので滑りにくいですが、年

を取るとその機能も落ち、肉球が乾燥して滑りやすくなります。

あと気をつけたいのが、滑る床材を使用した階段・段差です。

そうした滑る床や階段で、滑って転倒したり転げ落ちたりして骨折・脱臼・ヘル

ニアになる危険性があります。

動物病院に脱臼で来院する犬の8割、骨折の2割がフローリング等の滑る床

での転倒が原因だといわれています。

 

滑り転倒により起きる可能性のある症状・犬種

骨折

骨折は、交通事故 や転倒・落下事故により起こります。

通常生活の床で骨折しやすいのは小型犬で、もともとの骨格・足の細さ・弱

さ、激しく動く性質が原因です。

さらに犬種によっては、特に足が細くまっすぐで衝撃が緩和されないため骨折

しやすい犬種があります。

★注意しておきたい犬種

ポメラニアン、プードル、パピヨン

 

股関節脱臼

股関節脱臼は、交通事故や転倒・落下事故などで、骨同士をつないでいる靭

帯が切れて、大腿骨がくぼみから外れてしまうと脱臼が起こります。

大型犬の場合は股関節のくぼみが浅く変形した骨格が多く、先天性の脱臼も

多く見られ、したがって後天性の脱臼にもかかりやすいと言えます。

大型犬飼育の場合、滑る状態で飼育していると、まず間違いなく股関節が悪

くなります。

また、股関節形成不全の誘因につながり、股関節脱臼の原因ともなります。

この症状は一度なったら治療はすごく大変で、あるいは一生治らないかもしれ

ません。

★注意しておきたい犬種

アメリカンコッカースパニエル、ラブラドールレトリバー、ジャックラッセルテリア

ウエスティ、ゴールデンレトリバー

 

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は、後肢にある膝蓋骨(膝のさら)が正常な位置から逸脱した状

態を言います。

本症には、内側にはずれる内方脱臼と外側にはずれる外方脱臼があります

が、その発症頻度は圧倒的に内方脱臼が多いです。

すべての犬種に発生がみられますが、とくに内方脱臼は小型犬種に多く、外

方脱臼は大型犬種にまれにみられます。

先天性は、出産時から膝関節周囲の筋肉や骨の形成異常や靭帯の付着部

の異常などが存在し、加齢とともにこれらの異常が進行して膝蓋骨の脱臼を

招く結果となります。

後天性は、打撲や落下などによる外傷性が原因で膝蓋骨周囲の組織に損傷

が生じたり、骨に関連する栄養障害などによって骨の変形が生じた結果、本

症が発生します。

また、成犬の場合は自分で脱臼を直したりするので、外れている時と収まって

いる時では歩き方に変化が見られるので、その変化を見逃さないように気を

つけてください。

★注意しておきたい犬種

キャバリア、シーズー、柴、ミニチュア・ダックスフンド、チワワ、パグ、パピヨン

プードル、ペキニーズ、ボストンテリア、マルチーズ、ヨークシャテリア

 

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、背骨(脊椎)を形成するたくさんの「椎骨」をつなぐ「椎間

板」が滑って転んだり、激しい運動などで強い衝撃が加わったり、老化して固

くなったりして、外に突き出たり、椎間板内の「髄核」が外に噴出したりする病

気です。

この椎間板ヘルニアになると、背骨の上を走る神経細胞(脊髄)を圧迫して神

経麻痺を起こさせ、その部位によって、前足が麻痺したり、後ろ足が麻痺しま

す。

症状を見逃して手遅れになると、神経細胞が壊死して生涯、神経麻痺に悩ま

されます。

★注意しておきたい犬種

アメリカンコッカースパニエル、ウェルッシュ・コーギー、シーズー

ミニチュア・ダックスフンド、ビーグル、フレンチブルドッグ、ペキニーズなど

 

どうすれば防げるのでしょう

脱臼や骨折を防ぐには、飼育環境の改善をしてください。

脱臼の症状が軽い場合はそれ以上ひどくならないように運動制限をしたり、

肥満も足に負担がかかり脱臼を起こす大きな原因になりますので、がんばっ

て減量させると症状の進行を防ぐことができます。

しかし、一番の対策は床材を滑らなくすることです。

とくに1歳未満の成長期にある愛犬や、人生をともに歩んできた老犬や、すで

に発症している愛犬は、いたわってあげてください。

滑りを止める方法はいくらでもあります。

いくらでもありますが、じゅうたんやカーペットでは第1に景観が変りますし、抜

毛・オシッコ・ウンチの処理に手間が掛かります。

また、床材を滑らないものに張り替えるとなると費用も時間も掛かり、かなりの

出費になります。

そこで当社が今までいくつもの現場で対応してきた、ノウハウを生かした

滑り止めを御活用下さい。

    

痛みをわかってあげましょう

人間同様、足腰の立たなくなったペットは日常生活にさまざまな不自由を強い

れます。

飼っているペットにいつまでも元気でいてもらうために、普段の生活に気を配

り、散歩や日常生活で歩き方や起き上がり方をよく観察してみましょう。

病気の早い発見ができれば、早い治療になり、早く痛みやつらさを取ってあげ

ることができます。

まして、そうなる前にペットが毎日快適な生活をできる飼育環境を整えてあげ

ましょう。

その子になったつもりで気持ちをわかってあげてください。

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